家族に誘われて始めたペタンクで、世界で戦う女子学生選手に迫る!

こんにちは。

当ブログへお越しいただきありがとうございます。

ここでは定期的に国内や海外において、ペタンクで活躍している選手を取材して紹介しています。

そして今回紹介するペタンク選手は、堅田琴美さんです!

ぱちぱちぱち!

ペタファイル005 堅田琴美選手

-Katata Kotomi-
京都生まれ京都育ちで、現在は京都の専門学校に通っている。2013年のペタンク世界選手権大会と2017年のペタンクアジア選手権大会に日本代表として出場した実績を持つ。国際大会の経験を活かして、国内の大会でも活躍中。

ペタンクとの出会い

Itsuki

琴ちゃん(普段の呼び名)、今回は取材を受けて下さってありがとうございます。

実は琴ちゃんは普段からよくチームを組んで一緒に試合に出ている仲間なんです。

僕と琴ちゃんは、お互いに幼い頃からペタンクをしていたので、同じ大会に出ていたり、対戦相手になったこともあるかもしれませんね。

僕はあまり覚えていませんが…。

初めてちゃんと話したのは、僕が大学受験を終えて、大学生になりペタンクに復帰した後だった気がします。

それからすぐに一緒にチームを組んで試合に出るようになり、今では大切なペタンク仲間の一人です。

そんな琴ちゃんですが、出会う前の頃のことは僕も全然知らないんですよね。

琴ちゃんのペタンクとの出会いってどんな感じだったんですか?

 

琴ちゃん

私の両親は、私がお母さんのお腹にいる時からペタンクをしていたんです。

だからずっと身近にペタンク、という存在がありました。

4つ上の姉も遊び程度にペタンクをしているのを見て、「私もしたい!」と思い小学校2年生の頃くらいに始めたのがきっかけでした。

本格的な試合に初めて出場したのは小学校3年生の夏に、お父さんとお母さんとトリプルスのチームを組んで出場した時です。

その頃のペタンクの記憶で印象的なのは、とにかく周りの人たちにチヤホヤされたことですね笑

周りに同年代でペタンクをしている選手が少なかったこともあるかもしれません。

地元のクラブチームへ練習に行ったり、試合に行く度に、たくさんの方からお菓子をもらったり、アイスを奢ってもらったりと可愛がられていました。

それが楽しかったのもあると思います。

 

Itsuki

そうだったんですね。

確かに琴ちゃんはいろんな方から可愛がられていますよね。

僕はペタンクの時、集中のゾーンに入っているというか、自分の世界に没頭してしまうんです。

そのせいか、少し無愛想になってしまう時があるんです。

自分でも自覚があるので、最近は試合会場に着いたら最低限自分から笑顔で挨拶するように心がけていますが…。

それはさておき、琴ちゃんがペタンクの国際大会に出場した時のことについて、とても興味があります。

2017年には、日本代表としてアジア選手権大会に出場されていましたよね。

ペタンクとの出会い

 

琴ちゃん

私が出場した2017年度のアジア選手権大会の主催国は、タイでした。

タイの会場に到着して試合をするにあたってまず最初に驚いた事は、会場が室内でエアコンが完備されていたところです(笑)

 

琴ちゃん

日本ではどんなに暑くても寒くても、我慢しながらペタンクをするのが当たり前だったので、恵まれた環境でペタンクが出来る事がとても嬉しかったです。

と同時に、日本の練習環境も彼らを見習って、もう少し充実して欲しいなとも思いました。

琴ちゃん

そしていざ試合が始まると「日本代表」という肩書きを背負って、海外選手と試合をすることへのプレッシャーが急にのしかかってきました。

自分のプレー=日本のレベルになります。

落ち着こうと思ってもいつもと環境も対戦相手も異なるので、緊張をほぐすことがなかなかできません。        

しかしアジアのレベルは高い!高すぎるー!

私達が、普段成功するかな?

と思って投球している不確定要素強い高難易度のプレーを正確・かつ確実に成功させてきます。

しかしそれぐらいのレベルの違いは試合前から充分承知していました。

なので試合をする時は、どれだけ普段の自分の技術力を発揮出来るか、を心がけていました。

琴ちゃん

外国の選手と試合をする機会なんて日本ではほとんどないので、とても新鮮で勉強になります。

投げ方から戦略まで、日本でペタンクをしているだけでは気付かないことがたくさんあります。

それを知れる事が国際大会に出場する事の大きな利益になると感じます。

それを積み重ねていく事が自分のレベルアップのために必要だと思います。

だからこれからも国際大会に出場する事を目標として日々練習をしています。

日本代表としてアジア大会に出場した経験

Itsuki
家族で同じペタンクというスポーツをしていることについて、どう思いますか?
琴ちゃん

家族で同じスポーツをして、同じチームとして戦ったり、時には絶対負けられない敵になったり、そんなスポーツ他にありますか?

私はペタンクの事については全部、両親から教わりました。

それは他のスポーツでもよく聞く話だと思います。

でもそこから一緒に戦う事ができ、親と子という関係でありながらも同じ立場で話し合える事が出来るのは年齢関係なく出来るペタンクの魅力であると思います。

逆に家族でペタンクをしていて不利な事をあげるとするなら、身内すぎて同じチームとして出場する時に緊張感が無くなってしまう所です笑

緊張感が無さすぎると集中力もその分減ってしまうので、誰と組んでも同じ緊張感を持ってプレー出来るようになる事が家族でペタンクをするにあたっての私の課題です。

家族と一緒にできるスポーツ

Itsuki
では、琴ちゃんはこれからのペタンクに何を望みますか?
琴ちゃん

1番に思うのは、やはり若い人が増えて欲しい!!

現在の日本のペタンクをしている人の平均年齢は70歳を超えています。

実際私と同い年でペタンクをしている人も全国で1人しか知りません。

数十年後のペタンクを支えていくにはあまりに若いペタンカーが少なすぎると感じます。

同年代とするペタンクは正直、一回りも二回りも年齢が違う人達とするペタンクより何倍も楽しいです!笑

平均年齢30歳とかにならんかな~

Itsuki
実際ペタンクって高齢者向きのスポーツじゃないですか?
琴ちゃん

確かに!!

否定はしません!

だって実際そうなんやもんーーーー。

でも、私だってやってます。

小学生でも中学生でもやってる人います。

ほんで、ふつーに大人に勝っちゃいます。

さっきも言っていたようにペタンクはほんとに年齢関係ないんです。

技術の高い人が、勝つんです。

大人は私たち若いペタンカーを見ると必ずと言っていい程言う言葉があります。

「若いうちからペタンクやっとけばよかった」。

ペタンクがお年寄りのスポーツなら、ただ楽しみたいだけ、趣味にしたいだけならこんな事言いませんよね。

皆本気でペタンクをしています。

勝つために、雨の日も風の日も、吹雪の日だってペタンクをします。

本当にやってみるとこれくらい真剣になれるんです!

野球やサッカー、テニス等と何も変わりません。

ただ年齢関係なくできて、日本がたまたまお年寄りが多いだけなんです。

それを分かってもらうには一度ペタンクをしてもらわないとダメなんです!

1回ハマると本当に抜け出せなくなるから、気をつけて欲しいくらい。

あ、あとペタンクは国際大会に出られる、日本代表になれる可能性が誰にでもあります。

そこがペタンクにハマる原因の1つでもあるのかもしれません。

 

 

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